| 日本ジオパーク・モデル化研究会
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ジオパークとは，地域固有の地質や地理，生態系，歴史・文化などありのままの地域資源を素材として整備する"地球と人間のかかわり"をモチーフ（主題）とした市民公園です。訪れた人々が地域のゆたかな自然や歴史・文化に触れ，見て，聞いて，学び，楽しみ，心地よい汗をかき，心身の充足を得ることを意図した"ジオ（GEO）"の空間です。ジオパークの精神的支柱は，やさしく語られる高度な専門知識や情報によって人々が自然を知り，自然と人間のかかわりに気づき，人間を理解することを意図した幅広い視野と領域からなる学際的な「場と情報」を提供することにあります。 日本ジオパーク・モデル化研究会の活動について 我が国のジオパークに関する取り組みは，日本地質学会， (独)産業技術研究所，(独)土木研究所，（NPO）地質情報整備・活用機構および大学地質系・観光系学科など，学会や研究機関において開始されています。また，優れた地質サイトを抱える白滝黒曜石遺跡・アポイ岳・洞爺湖有珠山・五浦海岸・秩父・小田原箱根・南アルプス・糸魚川・山陰海岸・石見銀山・四国・雲仙・天草御所浦・霧島など10数地域においてジオパーク設立を目指した活動が始まっています。 一方，国土交通省では，2007年度国土施策創発調査費による「四国圏域の総合交通ネットワーク及び地域資源を活用した地域振興策に関する調査」の一環として四国運輸局に「四国ジオパーク検討委員会」を設置し，新たな観光資源の創出につながるジオパークの形成とジオツーリズムの構築方法の検討を目的として「ジオ（地質遺産など）を中心とするジオパーク形成に向けての調査」を展開しております。 日本ジオパーク・モデル化研究会は，これらの取り組みや調査との連携を大切にしながら，同時に日本版ジオパーク（J-GEOPARKS）の設置に向けた幅広い合意形成と制度設計を行う観点から，その位置づけにおいて，@日本らしいジオパークのありように関する一定の考え方や手法を明確化した上で，A省庁横断的（国土交通省・環境省・経済産業省・文部科学省・農林水産省・外務省・内閣府など）で民・学・官にまたがる幅広い層との意見交換や議論を通じた，B日本版ジオパーク（J-GEOPARKS）の政策提言，C議員連盟の組成や立法化過程が必要と考えています。同時に，ジオパーク設立と運営のプロセスでは財源・予算化プロセスやボランティアなど人材確保は不可避な問題と捉えております。 従って，日本版ジオパーク（J-GEOPARKS）の実現には，@国民各層からの幅広い支持，Aしっかりした制度設計，B事業者への設置理念と手法の提示および実際的・実務的な支援・協力が不可欠と考える立場から，日本ジオパーク・モデル化研究会は，関係者・関係機関との密接な連携を図りながら，5ヶ年程度を目途に次を目標として活動します。
ご挨拶
関連資料 □ 日本ジオパーク・モデル化研究会の当面の活動概要について □ 実施中の事業化モデル研究の概要 −素材とモチーフ（主題）検討− □ 日本ジオパーク・モデル化研究会のパンフレット ページ１ / ページ２ □ 「日本ジオパーク・モデル化研究会委員一覧」 □ 平成１９年度：四国地域： 『平成19年度国土施策創発調査 「四国圏域の総合交通ネットワーク及び地域資源を活用した地域振興策に関する調査」 （３）ジオ（地質遺産等）を中心とするジオパーク形成に向けての調査』報告書 概要版 □ 平成19年度日本ジオパーク・モデル化研究会報告書要旨 □ 平成19年度日本ジオパーク・モデル化研究会活動実績の概要 皆さんも参加しませんか 本研究会には，個人，団体どなたでも参画することができます。下記事務局まで，電話あるいはメールなどによりご連絡下さい。 地域の方々の積極的なご参画をお待ち申し上げております。 事務局：社団法人全国地質調査業協会連合会 東京都文京区本郷２‐２７‐１８ 本郷BNビル TEL．（０３）３８１８-７４１１ FAX．（０３）３８１８-７４７４ 株式会社ジオ・コミュニケ−ションズ 東京都新宿区四谷二丁目１０番地八ッ橋ビル４階 TEL．（０３）５３６０-１６３２ FAX．（０３）５３６０-２６２７ 
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