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お知らせ・新着情報
2025/04/21
【積算関連】全国標準積算資料(土質調査・地質調査)令和7年度改訂歩掛版 発行のご案内(予告)
赤本の名称にて多くの方々にご利用を頂いております本積算資料は、6月20日に令和7年度改訂歩掛版を発行する予定です。
今回の改訂は、2年ぶりの小改訂と位置付けております。令和2年度の小改訂、令和5年度の大改訂に続く発行となります。
今回の改訂ポイントは次の通りです。
・機械等損料を実勢価格の変化、企業実態に合わせて修正
・安全衛生対応・熱中症対策を含め、施工管理費の対象を明確化し、施工管理費率の見直し
・第Ⅳ編探査・計測・試験に、新たに「5章DXによる新たな地質調査」を新設
・第Ⅴ編土壌・地下水汚染調査を、大幅改訂
・受発注者間で課題となっていた、「コア箱保管・廃棄費」の歩掛を新設
その他にも実勢に合わせて積算体系および歩掛の見直しを行いました。
会員企業の皆さまには、加盟される地区協会より事前のご案内をお送りする予定です。改訂内容の詳細や購入申込みはそちらのご案内を確認の上、地区協会までお申し込みください。なお、全地連のホームページでは、購入申込みコーナを設置いたしますが、こちらは一般価格となりますのでお間違いのないようにお願いいたします。
(積算資料(赤本)とは?)=================================
私どもはかねてから「適正価格による受注」が、業務の的確な履行にとって極めて重要なことであり、ひいては、地質調査業の健全な発展に寄与するとの自覚のもとに「適正価格による良い成果」により国民の安全・安心な生活の維持に大きく貢献することを目的に、全地連の重要事業として『全国標準積算資料 (土質調査・地質調査)』を刊行してまいりました。
積算に係る事業は、昭和40年に積算資料の初版を刊行して以来、5年毎の大改訂、その間の小改訂を経て、より実勢を反映した客観的な資料を作成し、全国各発注機関の積算担当者の参考に供してまいりました。この積算資料は、地質調査の積算と共に、その技術水準を維持するための啓発書としての評価を得て、地質調査に携わる人々の座右の書と言えるものとなり、発注機関の方々からも“赤本”との愛称で親しまれるものとなりました。
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本積算資料の編集にあたりましては、発注諸機関をはじめ関係諸団体、各地区協会積算委員会および技術専門委員会など関係者の方々のご協力を戴きました。ここに深く感謝の意を表します。
今後とも、内容のより一層の充実を図り、実態を反映した適正な歩掛りを策定する所存でございます。