「構造物の安全性・信頼性向上のための調査計画ガイドライン(案)」
―注意すべき地形・地質に対する調査計画ガイドライン―」(平成27年3月版)の作成について

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TEL:06-6441-0056

1.背景、目的

社会資本整備にあたって構造物の基礎となる地盤の調査を十分行うことは必要ですが、適切に調査がなされず、不具合が生じている例が生じています。

国交省道路局では、「橋、高架の道路等の技術基準」(道路橋示方書)(平成24年2月改訂)の橋梁の下部構造の調査について以下のような文章に改定しています。

2.1.2 調査の種類
(2) 次に示すような特殊な条件にあっては,既存資料,地形,地質,周辺環境等について,特に留意して調査を行わなければならない。
3) 丘陵及び山地部で注意すべき地形,地質

※(「橋、高架の道路等の技術基準」(道路橋示方書)(平成24年2月改訂)より一部引用し、加工している)

しかし、この「注意すべき地形、地質」について具体的に説明した技術書はないため、このガイドラインを作成し、想定される「注意すべき地形、地質」を抽出するとともに、そのような条件での調査方法について留意すべき事項等を主眼にして記載しています。

また「杭基礎設計便覧」(公社 道路協会)等にも同様の記載がなされています。

2.検討方法

全地連技術委員会のメンバーを中心に委員会を設置し、検討を行いました。

また、委員会には

  • 古関 潤一  東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 教授
  • 七澤 利明  独立行政法人土木研究所CAEASER 管理システム・下部構造担当
  • 上席研究員

に参加いただき、ご指導、助言等を賜わりました。

3.ガイドラインの公開

全地連e-learningのページにて公開しています。
http://www.zenchiren.or.jp/geocenter/

このガイドラインは全地連の会員企業の活動の参考にしていただくとともに、発注者並びの橋梁等の構造物の設計にかかわる技術者に参考にしていただければ幸いです。

《ガイドラインの目次構成》

1.構造物の信頼性・安全性向上のために注意すべき地形地質
2.注意すべき地形地質の探し方
3.注意すべき地形地質に道路橋基礎を設置する場合の調査計画のガイドライン
4.今後の課題
資料編